文章に組み込む5W1H

 

文章では、内容に5W1Hを組み込むことが望ましいです。

初めに、5W1Hをおさらいしましょう。

 

When : いつ

Where : どこで

Who : だれが

What : なにを

Why : なぜ

How : どうした

 

文章で何かを伝達するときには、これらの項目をを組み込みましょう。

特に、ビジネス文書のような実用文では、5W1Hの明記は必須です。

 

 

とある会社で、チラシ配りを企画した社員がいました。

それを上司に伝えるとき、どのように伝えれば良いでしょうか。

 

 

原文
 今週の金曜日、駅でチラシを配ります。

 

原文のままではお叱りを喰らってしまうでしょう。

5W1Hを組み込んでみます。

 

 

 

改善文

今週の金曜日、業務終了後の18時に、年末キャンペーンのチラシ配りを行います。

効率化を図るため、世界一利用者が多いことで知られる新宿駅で、西口と東口に総務課の課員をひとりずつ配置して行います。

 

 

When : 今週の金曜日、業務終了後の18時

Where : 世界一利用者が多いことで知られる新宿駅、西口と東口

Who : 総務課の課員、ひとりずつ

What : 年末キャンペーンのチラシ

Why : 効率化を図るため

How : チラシ配り

 

 

多少長くなってしまいましたが、違いは歴然ですね。

原文とは比べものにならないくらい、読む価値のある文章になりました。

改善文の内容であれば、承認される確率はグッと上がるでしょう。

 

 

正確さが求められる文章では、5W1Hを意識して構成しましょう。

誤解を招きづらくするだけでなく、伝えたい内容を適切に盛り込むことができます。

 

 

Posted by 赤鬼