【書けないとき】「5W1H」で材料をそろえる【迷い・悩みを解消】
書く内容に迷ったり、悩んだりすることがありますね。
書き手にとっては非常に苦しい状態です。
そんなときは「5W1H」を使ってみましょう。
すると、辛く苦しい「書けない状態」から脱却することができます。
誰にだって書けないときはある
書きたくても書けないときがあります。
書かなければならないのに書けないときもあります。
誰にでもあることであり、書き手にとってはとても苦しい状況ですね。
書けなくなる原因は状況によってさまざまです。
その多くは「材料不足」にあります。
実用文であれば、書くべきことは限定され、組み込む材料も決まっています。
書き方自体も所定のフォーマットにしたがったり、前例を参考にしたりなどすれば、なんとか乗り切れるのです。
問題なのは、書き手が自由に書ける文章です。
作文や創作など、材料を自分で用意しなければならない文章では、ついつい筆が止まりがちです。
5W1Hを使う
具体的なテクニックとしては、内容の「5W1H」で考えてみます。
「いつ」「どこで」「だれが」「なぜ」「なにを」「どのように」
ここから内容を構築することで、文章の材料がそろいます。
たとえば、「桜」をテーマにして文章を書くとしましょう。
このテーマを見た瞬間にアイディアが浮かぶのであれば、それに越したことはありません。
しかしそうでない場合、そのまま呆然と「桜」のことを考えていても仕方ありません。
5W1Hを使いながら材料をそろえましょう。
テーマ「桜」
「いつ」 → 春、4月
「どこで」 → 地元にある桜の名所で
「だれが」 → 僕と彼女が
「なぜ」 → 景色が良かったから
「なにを」 → お散歩デートを
「どのように」→ まったり楽しく
これらはあくまで材料です。
具体的な内容は多種多様でしょうし、順番も前後するでしょう。
しかしこのように材料がそろっていれば、文章の青写真が見えてくるのではないでしょうか。
書き手が文章をイメージできる
5W1Hを使って材料をそろえると、書き手の頭の中にその場面が浮かぶのです。
ここが重要なポイントです。
裏を返せば、書けないときはその場面が浮かんでいなかったということでもあります。
文章に書くはずの「場面」がイメージできていなければ、書けない状態に陥ることもうなづけます。
5W1Hを使うことで、書き手の頭の中に具体的なイメージが浮かんできます。
これはいわば「文章の骨格」を決める作業であり、あとはそこに肉付けしていけば良いのです。
書く内容に迷ったときは、5W1Hを考えることから始めてみましょう。
■ 参考
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