ネタの取り置きや流用を考えない
今回は、小説に盛り込むネタの扱いについて考えてみましょう。 扱いといっても、良いネタであれば書けば良いでしょうし、そうでないネタは書かなければいいだけの話です。 厄介なのは、中途半端なネタです。 執 ...
思いついたネタを出し惜しみしない
小説を執筆するとき、「書きたいこと」を頭に浮かべているはずです。 この記事で扱いたいのは、「世の中に対するメッセージ」や「自分の主義・主張」といった、大きなテーマのことではありません。 「〇〇を舞台設定とする」や「〇〇する場面 ...
「個」を立ち上げる
文章を書くにあたって、具体的な数値で示そうとする姿勢はとても重要です。 物事を数値化すれば、それは客観的なデータとして扱うことができます。 つまり、多くの人に向けてわかりやすく伝えることができるのです。 ただし、 ...
造形を彫刻する
小説は "自由" ですから、その描き方において「絶対的な正しさ」は存在しません。 ただし、ある程度の心がまえやセオリーは存在します。 今回は、風景を描写するときによく言われている考え方について、その一例をご紹介します。 ...
危機的な状況を描く ~ 複数の危機を重ねる ~
危機的な状況がどのように終結するかは、ほとんど決まっているも同然です。 だからこそ、物語において危機を描く場合には中身を重視しなければなりません。 そのことについては、こちらの記事でご紹介しましたね。 ■ 危機的 ...
危機的な状況を描く ~ 人格×要素×環境 ~
危機的な状況を扱う物語には、欠点があります。 たとえば、登場人物に迫りくる危機として「時限爆弾が爆発する」を設定したとしましょう。 たいていの場合、結末は「なんとか無事に解除できる」か、「結局爆発してしまう」かの ...
危機的な状況を描く ~ 悲惨な事態を設定する ~
今回の内容は、前回の記事を発展させたものです。 ■ 危機的な状況を作りだす 前回は、書き手が設定するべき3つの要素をご紹介しましたね。 「危機」「最悪の結果」「タイムリミット」 これらの要素をもとに物語を構築すれ ...
危機的な状況を作りだす
今回は、危機的な状況の作り方について考えます。 スリリングな場面展開は物語の読みどころのひとつですね。 書き手がこれを扱うとすれば、構造から考える必要があります。 わかりやすい例は「時限爆弾」が出てくる物語です。 ...
ドンデン返しを作る
今回は、「ドンデン返し」を作るときの考え方についてご紹介します。 ドンデン返しのある物語は、読み手に大きな満足感をもたらします。 しかし書き手としてこれを使いこなすには、緻密な計算が必要になります。 結論からいえ ...
主人公の描き方
今回は、主人公の描き方についてご紹介します。 キャラクターデザインとしての意味合いはもちろん、どのようにして物語に作用させるかまで考えていきましょう。 ここでは、3つの観点から考えていきます。 ① ...