「断定」「推量」「伝聞」を区別する
文末が変われば、文章の意味や読み手に与える印象も変わってきます。
その表現は「断定」「推量」「伝聞」の3つに大別できます。
これらを区別して書かなければ、まとまりのない文章になってしまいます。
● 断定
~だ / ~である / 用言の終止形
参考 → 断定表現
● 推量
~だろう / ~らしい / ~かもしれない / ~と考えられる
~と思われる / ~と予測される 等々
参考 → 推量表現
● 伝聞
~といわれている / ~だそうだ / ~と聞いている
参考 → 伝聞表現
日常的に扱われる文章であれば、文末の表現は「断定」「推量」「伝聞」のいずれかに当てはまります。
まとまりのない文章では、これらの表現を混同して使っているケースがよくあります。
重要なポイントは、自分が書いている文章がどれに当てはまるのかを理解することです。
自分の文章を見てみましょう。
断定すべきことはしっかり断定していますか?
想像や予測したことは推量を使っていますか?
見聞きしたことは伝聞を用いて表現していますか?
全体の整合性をとりながらわかりやすい文章を書くためには、「断定」「推量」「伝聞」の表現を意識して使い分けることが重要です。
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