【ブログ運営】ブログの外側からビジネスチャンスが発生する【書く仕事】
ブログを運営していると、思わぬところからビジネスチャンスが舞いこんでくることがあります。
「思わぬところから」というくらいですから、ブログから発生する広告収入のことではありません。
ブログの外側からもたらされるビジネスです。
体験談をふんだんに盛り込みながら、ご紹介します。
WEB制作のオファーをもらった
ブログを始める前の私はWEB関連の知識が皆無でした。
サーバーやドメインという言葉がなにを指すのかわかりませんでしたし、Wordpressにいたっては聞いたこともありませんでした。
HTMLやCSSは(今でも苦手ですが)暗号のようにしか見えませんでしたし、プラグインの概念すらも持ち合わせていなかったのです。
ブログを立ち上げることができるようになると、ホームページやウェブサイトの制作が可能になります。
見栄えや用途、細かい手順は違えど、インターネット上でページを表示させる理屈そのものに変わりはありません。
WEB制作の勉強・練習がてら、個人のWEBサイトを作ったこともあります。
その出来栄えを見てくださった方から、予算20万円でホームページ作成の依頼をいただきました。
相場がよくわからないので、金額の良し悪しは判断できませんが……。
自分のことを物書きとしか思っていない私は「専門外だから」とお断りしました。
ヘンテコな自意識が働かなければ、それこそ”ビジネス”につながっただろうと思います。
イベントに呼ばれた
専門ブログを長く続けると、その筋の専門家になることができます。
このことは、ほかの記事でもたびたびお伝えしていますね。
専門ブログが爆発的に注目を集めるか、ブログ内で扱う分野が「ニッチなもの」だった場合、業界でちょっとした有名人になることができます。
ビギナーからの質問に答えたり、ほかのブロガーとのつながりができたり、ショップやメーカーとのやりとりが増えたりしているうちに、その界隈で名が知られるようになるのです。
『文章の鬼』のほかに運営しているブログの話ですが、私自身も経験があります。
すると、オフ会や展示会などのイベントに呼ばれるようになります。
コロナ禍の現在ではイベントの開催自体が難しくなりましたが、当時は「報酬アリ」での参加を依頼されることもありました。
前項同様、物書きとしてのヘンテコな自意識が働き、「自分はエンターテイナーにもマスコットにもなれないから」と報酬は受けとらないことにしたのです。
そのかわり、イベントで配布される参加者向けの粗品をもらい、自分もひとしきりイベントを楽しんでから帰りました。
雑誌で書かせてもらった
専門家つながりでいうと、『文章の鬼』でも仕事が派生したことがあります。
雑誌で執筆させていただいたのです。
文芸誌というわけではありませんが、創作系の企画で執筆しました。
画像内の紹介文にあるように、このブログではいわゆる「文章の書き方」をご紹介しています。
そんな『文章の鬼』を運営する私が、雑誌の創作企画に参加させていただいたのはとても感慨深いことですし、なにより非常にありがたく思っています。
前項、前々項までとは違い、出版社からの報酬はしっかりと受けとりました。
なぜならその報酬は、物書きとしてのヘンテコな自意識的にも「受けとっていいお金」だと思ったからです。
ネームバリューはあまり気にしないタイプなのですが、雑誌の発行元が有名な出版社だったので、信頼できるとも思いました。
やはりお金が発生することですから、相手を信頼できるかどうかの感覚はとても大切です。
目先の報酬にとらわれず、冷静に
今回ご紹介した内容の裏には、「ヘンテコな自意識」が筋としてありました。
物書きとしての自覚みたいなもので、報酬を受けとるか否かを決めていたわけですね。
もちろん積極的に報酬を受けとろうとするのは悪いことではありません。
ただし、ビジネスチャンスであれば手当たり次第に食いつくスタンスは考えものです。
というのも、ビジネスチャンスをもってくる人のなかには、どうにも信用できない連中が混じっているからです。
わかりやすいところでいえば、さんざんコキつかわれた挙句、報酬が未払いのまま逃げられたことがありました。
ブロガーという存在を乱雑に消費したり、こちらの尊厳を踏みにじるような言動・行動がナチュラルに発生したりと、良くない気分になることもあります。
ブログ運営を通じて、時間をかけてなにかを突き詰めていくうちに、きっとあなたは専門的な領域に踏みこむことになります。
運営者に求められるスキルなどの技術的なことはもちろん、特定の分野に関する知識を蓄えていくことで、どんどん先鋭化されていきます。
私の実体験にあったように、思わぬところからビジネスチャンスが舞いこんでくることもあるでしょう。
場合によっては、運営しているブログが書籍化されたり、テレビ出演の依頼があったりと、活躍の場が大きく広がることだって考えられます。
大きなチャンスがきたら、目先の報酬にとらわれることなく、まずは冷静になって考えることをおすすめします。
あなたにとってベストな選択になるように、取引する相手や仕事を内容をしっかりと精査しましょう。
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