文章を書くときには、原則として、文体を統一しなければなりません。 常体(だ・である)と敬体(です・ます調)とを混ぜて使うことはできないのです。   しかし厳密にいえば、この認識は間違いです。 「文体を混在させてはけな ...

  真面目な語調で書くときには、下記の接続詞を使う機会が増えます。   ● または ● もしくは ● および ● ならびに   これらは、使い方を混同しがちな接続詞です。 適切に使わなければ、意味が通じない文章 ...

  文章には、敷居があります。 難しい言葉を使った真面目な文章は、どことなく敷居が高いように感じてしまいます。   もし同じ内容であれば、気軽に読み進められる文章のほうが良いですよね。 今回は、文章の敷居を下げる方法をご ...

    今回は、助詞「を」について考えます。 この助詞を使う場面は、ひとつしかありません。     「を」を使う場面 ● 動作の対象を示すとき      例 : 車を運転する。   A.  経路を示す ...

  助詞のなかには、ほとんど同じような使われ方をするものがいくつかあります。 今回は「に」と「へ」について考えていきましょう。   これらの助詞は、入れ替えてもほとんど意味が変わりません。 しかし、文章のニュアンスは変わ ...

  よく見聞きする、ニュアンスの違いについて考えます。 そもそも、ニュアンスの違いが生まれる要因は、何なのでしょうか。   最初に答えを提示しておきます。 そのもっとも大きな要因は、「てにをは」の使い方です。 例文を読ん ...

  今回は、助詞「の」について考えていきましょう。 この助詞が使われる場面は、主に4つあります。     「の」を使う場面 ① 所有を示すとき     例 : それは私の財布です。 ② 物事を示すとき      ...

  今回は助詞「が」について考えていきましょう。 よく使われる助詞のひとつですが、この助詞が活躍する場面はたった2つしかありません。     「が」を使う場面 ① 主語を示すとき     例 : あの山が富士山 ...

  今回は、よく使われる助詞「で」について考えていきましょう。 「で」を使う場面は、主に3種類あります。     「で」を使う場面 ① 手段を表すとき     例 : 万年筆で書く。 ② 場所を表すとき     ...

  大事な内容を先に書くことで、文章は格段に読みやすくなります。 例文をみながら考えていきましょう。     原文 あの定食屋は、量が多いのに値段が安いし、なにより作るのが早い。 お昼の休憩にも利用しやすいので ...